ピエール「ねえねえ、フランシスコ君」
フランシスコ「なんじゃ?」
ピエール「これ、おいしいよ。飲む?」
フランシスコ「いや、わしはハイカラなもんは苦手でな…」
フランシスコ「お茶が1番好きなんじゃ」
ピエール(湯飲み、でかっ!)
ピエール「お茶飲むならさ、甘いもの食べる?」
フランシスコ「おお!いいのう。甘いものは好きじゃ。」
フランシスコ(ドキーッ)
フランシスコ「いや、やっぱりやめとこう。わしは糖尿の気があるのでな…」
ピエール「え?そうなの?お大事にネ…」(しょぼーん)
だけどもちょっとずつ仲良くなってる2人。
というかこんなキャラ設定…ピエール&フランシスコのファンの方ごめんなさい(汗
今日のお話はフランシスコを見てて思い出した(おい)おじいちゃんのお話デス。
↓
私は産まれた時から祖父と祖母が母方にしか居ませんでした。
その祖父は私の父と仲良しで、飲み友達だったり、一緒に山に遊びに行ったりしてたデス。
そして祖父も癌で亡くなったのですが、その頃まだ10代だった私は、祖父の病気の事を知らされていなくて、お見舞いに行った時お水を飲ませてあげると目を潤ませて「ありがとう!」と言った祖父に何だか不思議な気持を抱いたのですが、その後お見舞いに行くと緩和ケアで昏睡状態になっていて、その言葉が最後に交わした言葉になりました。
…とここまでは暗いお話なのですが、
私の祖父は父と同じく多趣味な人で、年を取ってからはビデオ鑑賞するのが趣味になり、特に寅さんシリーズが大好きだったのですが、そんな時に近所にレンタルビデオ屋さんが出来たのです。
喜んで行った祖父ですが、そのお店は主にアダルトなレンタルビデオ屋さんでして(汗
それでも普通の映画もあったから、借りてきてはダビングしてたのを生前から知っていました。
そんな祖父が亡くなって、祖母が持ち物の整理をするのを手伝っていたら、ダビングしたビデオが大量にありまして。もちろん寅さんシリーズはコンプしてたのですが。
「マイケル.ジャクソン」や「シルベスタ.スタローン」の映画もあったデス。
しかし背帯に「マイクロジャクソン」とか「シルへスタローン」と書かれている…
そしてアダルトなビデオもゲフンゲフン。
ちょっと皆でクスっと笑いました。
なんだかそれまで、悲しい空気だったのが少し軽くなって、「おじいちゃん…お茶目すぎる」と思ったデス。
そういえば絵が得意だった父が、祖父にあげた絵を飲み屋のホステスさんにあげていて、「自分で書いた」と言っていたらしく、父と一緒に飲みに行ってバレた時も「えへへ」とお茶目に笑っていたそうです。
そんなお茶目な祖父と、これまたお茶目だった父。今頃2人で酒盛りしてるだろうと家族みんなが言っています。
(拍手お返事です)
>Rさん
コレット…前はインパクト強すぎるメイクになったので、今度はもっと普通に(?)変身させたいデス。ウフフ…
自分で振り返ってもいろんな事があった人生ですが、
ある漫画の台詞で、(「あー面白かった!疲れたー!」と死ぬ時に言いたい)というのがあって、人生が終わるときに私もそう言えたらいいなぁと思っています。
いつも拍手をありがとうございます!
コメント
もう、このシスコとピエールのコンビのかけあいを見るのがクセになってしまいましたよ。 あおおにさんのブログは楽しいですよ。 しかし、シスコが75歳なんて、ありえないよ~。あまり年をとらない人なのかな?500歳くらいまで生きる人種だったりしてね。
あおおにさんもまだまだ若いでしょ、これからの人生のほうが長いのでは?これからもいろいろあると思いますよ。
No:381 2008/08/08 06:36 | グリゼット #Ouz3qaFYURL[ 編集 ]
>グリゼットさん
フランシスコ75歳の設定はやっぱり無理があるですネ(笑)
きっとにんにく卵黄を食べているのでこんなに元気があるかと…(にんにく卵黄が分からないかな 汗)
これからもいろいろある…うう、ある意味怖いセリフです(笑)
でも色々あったほうが楽しいですものね。祖父や父に負けないように、これからも楽しんでいきますヨ。
No:382 2008/08/08 07:43 | あおおに #-URL[ 編集 ]
あれは、湯のみだったのですか?風呂かと思いました。(爆)ふらんこ君、可哀相にじぃちゃんになっってしまてますが、あの赤いソックスが妙に印象に残る凄いお洒落なワカモノ、いや、若いふりしたじぃちゃんに見えますワ。(^ー+^)
「マイクロジャクソン」とか「シルへスタローン」
▲今日は、これに思わず、吹き出してしまいました。あまりにも、インパクトが強くて、今後、このお二人にあった時に、「はい、マイクロ!!しるへすた!!」とか呼んだらどうしましょう??!、、、なんて、事はないですがね。
おじいさまや、お父上さま、未だに、あおおにさんの中で、しっかりと生き続けてらっしゃるのですね。
No:383 2008/08/08 14:03 | ai #-URL[ 編集 ]
>aiさん
ウチで1番小さい湯飲みでこのサイズなので、焼酎のコップだと本当に五右衛門風呂のようになりますヨ(笑)
フランシスコじいさまは、靴下(靴じゃなくて?)にこだわりアリのおしゃれじいさまなのですヨ(この一足しかないデスが 汗)
祖父のカタカナの弱さには私も噴きました(笑)
いつか会えたらツッコミ入れたいです!
>しっかりと生き続けて…
あんなインパクトの強い人たち忘れられません(爆)
さすが私のルーツだけあって、半端な一生じゃなかったと…祖父も父も、最期に「あー面白かった!疲れたー!」と思えたのでないかしら、と思います。
No:384 2008/08/08 16:26 | あおおに #-URL[ 編集 ]
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